睡眠時無呼吸症候群に関する疑問はココで解決

Q. 睡眠時無呼吸症候群にはどのような症状があるのですか?

睡眠中に呼吸が止まったり、呼吸の低下が繰り返されたりするのが睡眠時無呼吸症候群。その結果、大きないびきをかくようになり十分に睡眠がとれなくなるほか、酸素欠乏になり循環機能に負担をかけ、心筋梗塞や動脈硬化など死に至る病気を引き起こすこともあります。

睡眠時無呼吸症候群の本当の恐ろしさについてくわしくはこちら

Q. 睡眠時無呼吸症候群にかかりやすい体質などはありますか?

肥満体質の人がなりやすいといわれていますが、一概にそうとはいえません。小顔の女性もあごが小さいためなりやすいといわれています。ほかにも舌が大きい人や顔が面長な人、睡眠薬や精神安定剤を飲んでいる人も睡眠時無呼吸症候群にかかりやすいといえます。また、老化にともない罹患率が増す傾向にあります。

Q. 大きないびきはよくかきますが、熟睡できているし、日中の眠気もありません。睡眠時無呼吸症候群の可能性はありますか?

大きないびきは睡眠時無呼吸症候群の代表的な症状ですし、夜中によくトイレに起きたり生活習慣病を患っていたりするなど、そのほかの症状があるなら可能性があります。一度検診を受けることをおすすめします。

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Q. いびきは身体に悪いのですか?

いびきをかいているということは、気道が狭くなり体内に空気が十分に送り込まれていないということです。循環機能に負担がかかり、不整脈や高血圧、心不全などを引き起こしてしまう可能性があるため、危険といえます。

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Q. 睡眠時無呼吸症候群は珍しい病気なのでしょうか?

いいえ、決して珍しい病気ではありません。日本全国で200万人以上の患者がいるとされ、代表的な症状であるいびきがある人は2,000万人にものぼります。ですが、病気にかかっていることに気づいていない人がほとんどです。

Q. 睡眠時無呼吸症候群は遺伝しますか?

睡眠時無呼吸症候群の代表的な症状にいびきがあります。いびきが起きる原因には、あごの大きさや形、体型など遺伝によるものもありますので、遺伝も一因であるといえます。

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Q. スリープスプリントを使ってどのようにするのですか?

マウスピース(スリープスプリント)療法では、寝たときに下あごを持ち上げるようにつくられたマウスピースを装着することで、睡眠中の気道を確保し、無呼吸や低呼吸、いびきの症状、口の渇きを改善していきます。

Q. 重度の睡眠時無呼吸症候群は死亡率が高いと聞いたのですが、本当ですか?

残念ながら本当です。多くの研究結果により、中等症から重症の睡眠時無呼吸症候群の方の死亡率は、健康な人に比べ高いことが明らかになっています。

Q. マウスピース療法以外で睡眠時無呼吸症候群を治す場合に手術などは必要になりますか?

ご安心ください。現在では「n-CPAP」という装置と専用マスクを用い、鼻から空気を送り込み睡眠時の気道を確保するという療法があります。軽症~中等症の場合に用いられるマウスピース療法に対し、こちらは中等症~重症の場合に用いられます。

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