Q. 睡眠時無呼吸症候群にかかりやすい体質などはありますか?
Q. 大きないびきはよくかきますが、熟睡できているし、日中の眠気もありません。
睡眠時無呼吸症候群の可能性はありますか?
肥満体質の人がなりやすいといわれていますが、一概にそうとはいえません。小顔の女性もあごが小さいためなりやすいといわれています。ほかにも舌が大きい人や顔が面長な人、睡眠薬や精神安定剤を飲んでいる人も睡眠時無呼吸症候群にかかりやすいといえます。また、老化にともない罹患率が増す傾向にあります。
いびきをかいているということは、気道が狭くなり体内に空気が十分に送り込まれていないということです。循環機能に負担がかかり、不整脈や高血圧、心不全などを引き起こしてしまう可能性があるため、危険といえます。
いいえ、決して珍しい病気ではありません。日本全国で200万人以上の患者がいるとされ、代表的な症状であるいびきがある人は2,000万人にものぼります。ですが、病気にかかっていることに気づいていない人がほとんどです。
マウスピース(スリープスプリント)療法では、寝たときに下あごを持ち上げるようにつくられたマウスピースを装着することで、睡眠中の気道を確保し、無呼吸や低呼吸、いびきの症状、口の渇きを改善していきます。
残念ながら本当です。多くの研究結果により、中等症から重症の睡眠時無呼吸症候群の方の死亡率は、健康な人に比べ高いことが明らかになっています。